緩やかに自殺

何処にでもいる精神障害者の自分語り

檸檬

かなえです。

本来ならバイトを辞めた日に書いたブログが公開されていたはずなのですが、私の不手際によりデータが消えてしまったため強制お蔵入りです。
私の精神面での弱さ故、また書き直す力は残っていません。PCで書くと驚くほどはかどるので今までで一番の文章量、書き直す気力がある方が異常です、ええ。

 

私のブログは、私が、私のために書いています。

読んでほしいという気持ちもありますが、私の人生を切り崩して自分の中で整理をつけるという意味もある行為だと深く認識しているのでとても精神力が求められます。


今まで及び今現在進行形でずっと向き合ってなかった過去をあえて思い出して文字にする。私にとってはある種の自傷行為に近しいでしょう。それでも心のどこかに乗り越えたい、向き合いたい、前に進みたいという心理があるのかもしれないしないかもしれない。

 

結局のところ何故書いてるかなんてわからないし、どうでもいいでしょう。

幸福なことに私の駄文を読んでくれている人もいるというのも支えになっています。ありがとうございます。

 


さて、長ったらしい前置きは終わりました。

ここ数ヶ月、色々な人と出会って関わりを持ってきました。充実していたと、いえるでしょう。

 

ですが、常に心の中には言い知れぬ虚無感、“得体の知れない焦燥感”が存在しています。

檸檬を爆弾に見立てて丸善に置いてくれば解決するのでしょうか。救われるのでしょうか。明らかに私に不快感を与えるこの感情なのかもわからない存在をどうにかしたくて日々考えています。いや、考えたくもないのに睡眠を邪魔するのです。一番穏やかでいたい夜寝る前に、私は心身ともに蝕まれます。

 

動悸だか不整脈だかで苦しみます。肋間神経痛にも悩まされています。キリキリとチクチクと私のこといじめるように痛むのです。

 

何がつらいのかもわからないのに、気が狂いそうなほどに強烈な不安に襲われることもあります。これがまたとてつもなく苦しくて困る。

 

私が“クソデカ感情”をどうにかするための術を全て持ってしても何も変わらず、人間ではないような声にならない声しか出ない。頭を不安という化け物に犯され意識が崩壊しそうな中、今すぐ窓を開けて、死ねもしないのに二階のベランダから飛び降りたいという魅惑的な衝動を死ぬような思いでこらえて抑える。


私が今生きているの、少しでもちょっぴりでも偉いのではないかと自分で思ってしまいます。そうでも思わないと本当に気が違いそうになります。

 

生きているのがこんなにも苦しくて、目の前が深くどす黒くて、そんな中“救済”と錯覚するほど死はキラキラと輝いて魅力的に思えてしまいます。

 

世間一般的な価値観からしたら間違っていることなのかもしれませんが、こちとら世間一般から淘汰された結果中指を立ててきた人間なのでもう理解できないのです。“一般人”が私のような精神障害者を理解できないのと同様に。

 

真っ当になりたいと、普通に戻りたいと思えど、戻りたい普通がもうわからなくなってしまいました。来た道を戻ることも少しでもまともな道を進む方法もわからず、ずっと過去に縛られて立ち止まったままなのです。いや、恐らく進む気がないのかも知れません。

 

これから先を生きるなら今と同様に、それ以上に苦しむでしょう。それに向き合うのがいつだって怖くてたまらなくて、わかりもしない“幸せ”へのプロセスをスキップして死を選びたくなります。

 

長い目で人生を、苦しみを見るのがとてつもなく怖いです。

 

私の主治医は精神科医としては“いい医者”なので無闇矢鱈に薬を処方しません。眠れないと言っても抗鬱剤のみで、睡眠導入に特化したものは今まで一度も処方されたことがなく、習慣を正すことを勧められました。正しい対応とはわかっていても、目先の苦しみを解決したい私は時に苛立ちを覚えます。

 

だから人から苦言を呈されても、制止無視してまでコデインを大量摂取したりと、愚かな行為に走ってしまいます。わかっていてもやめられないので恐らく依存に片足を突っ込んでいるのでしょう。

 

私を本当に思って諭してくれている人間にすら私は呆れられて見放される日も遠くはないかもしれません。そうなって苦しむのはまた私であるのにも関わらず、目先の苦しみから逃れたいという思いから麻薬に手を伸ばしてしまうのです。

 

それでも埋まらない心のぽっかりと開いた穴を埋めてくれるものを、現れもしない人を私は受動的に、与えられるのが当然と言わんばかりに待ってしまいます。

 

今の私が変われることはきっとないでしょう。

 

変われたといえば、もう二度と書きかけのブログが消えないよう、いただいたアドバイス通りメモ帳にこれを書いているということだけです。